地域で男性が幸せに暮らすすべを考える Vol.1

大家小峰です。「地域で男性が幸せに暮らすすべを考える」の第1回目が終了しました。今回の話題提供は「ヘルシーカフェのら」調理人の新井幸一さんです。

幸一さんは1981年4月~2011年3月まで30年間の印刷会社勤務を経て、52歳で会社を希望退職。確たる展望をなく会社を辞めた時、高校2年生の娘さんから「お父さんグレないでね」の言葉に励まされ、「できることをやる」との決意の下、料理教室に通うことから専業主婦としての生活を始めました。

いざ退職してみると、「住みやすいと選んださいたま市」はとても住みづらかったとのこと。世の中から必要とされていない人間であることを申告するような、失業認定申告書への署名を求められる「失業者という呪縛」、地域では孤独な消費者である「専業主婦の憂鬱」を味わったといいます。

特に毎日14時30分に始まる「いつも子どもたちを見守ってくださりありがとうございます」の放送を聞くと、よけいに地域での孤立感を感じたとのことです。

 

そんな中、2013年に「ヘルシーカフェのら」と出会い、「今日の夕ご飯は何?」、「何か作ってみて!」といったやり取りから、縁づくり市という地域のおまつりで唐揚げを担当することとなり、その後、のらの調理を担当することとなりました。2014年4月~は業務委託契約という形で調理に対する報酬を得ることとなり、調理人とファイナンシャルプランナーの個人事業主としてのスタートを切りました。2016年には調理師の免許も取得して今に至っています。

のらでの調理人としての修業は、喜ばれる、ストレスがない、仲間・知人が増えるというメリットがあるといいます。

将来的にはのらの厨房での調理は引退し、店の前に屋台を出店し「揚げ物代行」をしたり、「餡職人」として生きる道を目指しているとのことです。

自らの経験からの参加者への提案としては、地域の個人経営の飲食店、商店、工務店、職人(個人事業主)での就業体験、見習い、弟子入りという「修業」を薦めたいとのこと。

ここでいう「修業」は、成果、評価、報酬を求めないもの。生活にゆとりのある人が行う鏡餅型のものでも、自分の生活を犠牲にしたアンパン型のものでもなく、暮らしの中にある生活の一部にあるものだとのことです。

生活の一部としての修業を通して、共助、信頼、仲間、稼ぐ力、こみゅ力が高まり、生活が充実したとのことです。

幸一さんの話を通して、「できることをやる」ことの大切さを学びました。

2回目は2月26日(日)、話題提供者は「のら」の2Fに住み、厨房でボランティアをしている重川治樹さんです。お時間があったら、ぜひご参加ください。

詳細はコチラです。